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チラシ折り体験

就労準備型放課後等デイサービスアタッチ・メントでは、日常的な学びに加え様々な体験から自己の障がい特性を肯定的に理解し、自分に合った未来設計と社会へ出るための準備をサポートしています。

アタッチ・メントでは、就職に向けて実務スキルを身につけるプログラムとしてパソコンや軽作業などのプログラムを行なっています。

先日、事業所1階の糸満工業団地会館で、チラシやパンフレットの折り込み作業を体験しました!
担当者の方の作業指示を聞きながら、手順に沿ってチラシを取り、パンフレットの中に折り込んだあと、丸めて袋に詰めていくという一連の作業を体験しました。

★MVP★
今回の作業では、「①チラシを順番にとって折り込む」、「②丸めて袋に詰めていく」という2つのグループに分かれて作業を行いました。①のグループでは、複数のメンバーがチラシを取っていくので、束になっているチラシがずれて他のチラシと混ざってします可能性もあります。この点に気づいたあるお子さんが、崩れているチラシを整えて直してくれました。
そのお子さんは、「自分のためにやったんだけど…」と話してくれましたが、あのまま作業を続けていたら、チラシが混ざっていたかもしれません。この行動により、チラシが混ざることなく作業を行うことができました!

★どういった点が就職につながるのか?★
①作業指示を聞く・理解する
仕事や業務の中では、作業手順や気をつける点などの「作業ルール」などがあります。その時、担当者の話す作業指示を聞くことで、手順通りに作業を行うことができます。また、作業指示を聞くだけでなく理解することで、作業中のミスを減らします。
これらをしっかり行うことで、仕事以外の場面においても相手の話しをしっかり聞いて理解するといったものなどに繋がります。

②微細な作業を行うスキル
今回体験した、「チラシを順番通りに取る」、「パンフレットに折り込む」といった作業では、手先を使った微細な作業が求められます。作業工程の中では、「1枚ずつチラシを取る」「1番最初のページにチラシを折り込む」といった決まりの中で、チラシを複数取らないように気をつけたり、チラシを折り込むためにパンフレットのページをめくったりすることで、手先をトレーニングにもなり、微細な作業を行う際のスキル獲得にも結びつきます。

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